「父・子・霊 一つの神の子となろう!」2023年5月21日

2023年5月21日礼拝メッセージを音声データにて共有させていただきます。

 

 横浜ニューライフバプテスト教会 田坂元彦 牧師

 

 神様は実にユニークなお方です。唯一なのに父・子・御霊、親子であり家族である神。一人でな

く一つであることを喜び、ご自身の中に愛し愛され愛しあう愛をお持ちのお方。そんな神様は、

ご自分だけでも完全で充分なはずなのに、その愛があふれて天地を創造され、神と一緒に生き一

つを喜び愛しあうご自身にそっくりな子どもたちを創られました。神は天地を言葉と息を発する

だけで創られましたが、人だけは自らの御手をもって土で形づくり、ご自身の命の息(霊)を鼻

から吹き入れて、人は生きる者となったのです。私たちが聖なる神の霊によって生きるために。

御子と一つとなって神の息=聖霊を吸って吐く子、御子ご自身である神の御言葉を聞いてそれを

語る神の子として生きるために。

 語り手=御父、言葉=御子、息吹=御霊が三位一体そろって初めて、私たちは神の御言葉を受

け取れます。語り手(父)がいなければ何も語られません。言葉(御子)がなければ分かりませ

ん。息(聖霊)がなければ届きません。

 また神と私たちの関係は凧(たこ)あげのようなものでもあります。私たちは空を舞う凧。自

分一人の力で気持ちよく空を泳いでいると思い込んでいます。でも実は、その御手でしっかりと

糸を握り見事に操ってくださる父なる神がおられ、十字架上で両手を広げるかのごとくすごいス

トレスで引っ張られる糸=子なる神イエス・キリストが必死に私たちと父をつないでくださってお

られるのです。でも、それだけではタコは空を飛べません。風が無ければ、タコは一瞬たりとも

空を舞えずに力なく落ちてしまうからです。御子ご自身と結ばれ、父の愛の息=聖霊を絶えまな

く受ける神の子となって、私たちは生きるのです!

 

★田坂元彦牧師プロフィール

1972年生まれ。大井教会で育ち10才で受浸。坂元副牧師(当時)の結婚式リングボーイ係。

学生時代に神戸で震災ボランティアを経験。。

電通勤務後、米国・韓国・福岡の神学校で学び、2004年より横浜ニューライフ教会牧師。

イスラエルと国々の祝福を祈るNPO「B.F.P.Japan」理事、祈りのミニストリージャパン、地域

の防災の働き等に仕える。

三人のお子さんも全員からし種会長を務めるなど、神奈川バプテスト連合を愛する5人家族。